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大阪市東成区 森ノ宮・玉造の歯医者 須田歯科のブログ。臨床や臨床を離れた日常生活で見たこと・聞いたこと・感じたことなど・・

2008.09.17 Wed
ジルコニアという素材があります。

融点が高く、サファイヤ、ルビーに次ぐ硬さがあり、ダイヤモンドと同程度の高い屈折率を有するため、人工ダイヤモンド、セラミックス性刃物、車の耐熱材、さらに人工関節などに応用されています。

歯科でも単独のカブセモノやブリッジとして応用されており、審美歯科の材料として最先端の素材の一つです。オールセラミックスは単独のカブセモノとしては充分使用できますが、ブリッジとしては破折の可能性があります。しかしジルコニアの場合はブリッジとして使用可能です。

下は右下の奥歯に単独のカブセモノとして装着したジルコニアクラウンのケースです。20代男性。クリックで拡大します。
zirconia1_20080917162730.jpg
内面から見たところ。金属は一切使っていないのがわかると思います。ちょっとピンボケ。
zirconia30.jpg
模型上でのアップ。天然歯に似せるため、溝の部分にわざと着色してあります。
zirconia20.jpg
別の角度から。クリックで拡大します。天然歯に非常に近い発色です。
zirconia40.jpg
口の中に装着した状態。
zirconia5.jpg
別角度、かみ合わせの方向から。
zirconia60.jpg



優れた審美性と強度。
白いカブセモノをする時、予算が許せば是非とも選択肢の一つとして検討したい素材です。


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