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大阪市東成区 森ノ宮・玉造の歯医者 須田歯科のブログ。臨床や臨床を離れた日常生活で見たこと・聞いたこと・感じたことなど・・

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2008.08.29 Fri
健康保険の前歯の白いカブセモノといえば「硬質レジン前装冠(こうしつレジンぜんそうかん)」が最も一般的です。金属と硬質レジンは化学的には結合しないため、金属のフレームの上をわざとギザギザにして、その上に硬質レジンの白いペーストを埋め込むように盛りつけて、そして固めて作られます。

したがって希にですが、金属のフレームから硬質レジンが剥がれ落ちることがあります。どのような時に、また、どれくらいの期間で剥がれるのか気になるところですが、臨床的には装着後数ヶ月~10年以上のスパンで起こるため、個々のケースによってまちまちである、としか言いようがありません。

一方、金属を使った白いカブセモノとして、「硬質レジン前装冠」とよく比較される「メタルボンド」は、金属のフレームの上にセラミックを焼き付けることによって、金属とセラミックが化学的に結合するため、剥がれるということはほとんどおきません。(セラミックの部分が欠けることはあります)。

さて、「硬質レジン前装冠」の硬質レジンが運悪く剥がれてしまった場合、どうなるのでしょうか?
原則として、作りかえずに硬質レジンを追加することによって修理は可能です。
しかし、元々は歯型を採って模型の上で丹念に作られた物ですから、口の中で完全に元通りにするのは困難です。

今回は口の中で修理したケースを紹介します。装着は10年以上前に他院にて。50代女性。
上の糸切り歯ですが見やすいように画像を天地逆さまにしてあります。
剥がれた(破折した)部分の金属フレームが露出しています。クリックで拡大します。
zensou8.jpg
別角度から。クリックで拡大。
金属のフレームに硬質レジンが貼り付けて作られているのがよくわかると思います。
zensou9.jpg
修理します。オペークという金属の色を隠すペーストを盛りつけて固めます。
化粧で言うところのファンデーションですね。クリックで拡大します。
zensou10.jpg
オペークの上から硬質レジンのペーストを盛り上げて固めたところ。ここで用いる硬質レジンは虫歯での詰め物に用いるコンポジットレジン(CR)と同じです。クリックで拡大。
zensou11.jpg

剥がれていない部分との境目が見えるのと、色調、艶が若干異なります。このあたりが上述した口の中での修理の限界です。患者様が納得されるかどうかですね。

修理が困難なケースや、修理しても見た目が気になる場合は新調になります。
その場合、予算が許せば耐久性のあるメタルボンドなどを選択するのも一つの方法です。


 当ブログでの前装冠に関する記事
4月の診療より-硬質レジン前装冠
8月の診療より-硬質レジン前装冠(健康保険)
 当院のメタルボンドなど審美歯科のページ
須田歯科TOP > 診療内容のご案内 > 審美歯科

ご参考まで。


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