2015.07.17 Fri
不肖私儀この度(一社)大阪府歯科医師会より警察歯科対策室員に委嘱の命を受けました。
警察歯科対策室員=警察歯科医とは、
「警察署からの依頼を受けて、身元不明のご遺体の歯や口の中の状態(※歯科所見)と、生前に歯科治療を受けた際のカルテ記録やレントゲン写真などを照らし合わせて、該当者本人の確認などを行います。このような歯牙鑑定を行う警察歯科医は、以前から全国で献身的な活動をしてきましたが、昭和60年の日航機墜落事故を契機に、テレビや新聞などで紹介される機会が多くなりました。またその頃から、各都道府県の歯科医師会を中心とした警察歯科医の組織化が進み、○○県警察歯科医会などと呼ばれる組織が全国にできました・・・」
東日本大震災の時は、当初の5ヶ月間で、延べ約2,600名の歯科医師が身元確認作業にあたり、約8,750体ものご遺体の歯科所見を採取して照合作業にかかりましたが、津波によって歯科医院のカルテやX線写真が流失したことなどにより、被災地の歯科医師会と警察を中心とした生前の歯科資料の収集と、収集したデータをパソコンへ入力する作業は困難を極めた、とのことです。
受けたからには使命を全うします。
ご遺体がいつ出て、出動要請がいつかかるかわかりませんので、臨時休診など、患者さんにはご迷惑をおかけすることも考えられますが、何とぞご理解のほどよろしくお願いいたします。

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警察歯科対策室員=警察歯科医とは、
「警察署からの依頼を受けて、身元不明のご遺体の歯や口の中の状態(※歯科所見)と、生前に歯科治療を受けた際のカルテ記録やレントゲン写真などを照らし合わせて、該当者本人の確認などを行います。このような歯牙鑑定を行う警察歯科医は、以前から全国で献身的な活動をしてきましたが、昭和60年の日航機墜落事故を契機に、テレビや新聞などで紹介される機会が多くなりました。またその頃から、各都道府県の歯科医師会を中心とした警察歯科医の組織化が進み、○○県警察歯科医会などと呼ばれる組織が全国にできました・・・」
東日本大震災の時は、当初の5ヶ月間で、延べ約2,600名の歯科医師が身元確認作業にあたり、約8,750体ものご遺体の歯科所見を採取して照合作業にかかりましたが、津波によって歯科医院のカルテやX線写真が流失したことなどにより、被災地の歯科医師会と警察を中心とした生前の歯科資料の収集と、収集したデータをパソコンへ入力する作業は困難を極めた、とのことです。
受けたからには使命を全うします。
ご遺体がいつ出て、出動要請がいつかかるかわかりませんので、臨時休診など、患者さんにはご迷惑をおかけすることも考えられますが、何とぞご理解のほどよろしくお願いいたします。

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