2008.07.01 Tue
歯に詰め物やかぶせ物をしたり、歯周病や顎の関節の病気になったときなど、歯のかみ合わせの調整が必要な場合があります。
ヒトの歯のかみ合わせは、上下の顎が動くわけではなく、上顎は頭蓋骨の一部ですから動かずに、下顎が顎の関節を軸として上下左右に立体的に動くことによって成り立ちます。
ちなみに顎の関節は耳の穴の横あたりを指でさわり、顎を左右に動かすとポコっとふくれるあたりにあります。また、かみ合わせの筋肉は咬筋(こうきん)と言いますが両頬を外から触れてぐっとかみしめると硬くなるのがそれです。思ったよりカッチカチですよね、カッチカチ。
というわけで、かみ合わせというのはただ普通にかむだけではなく、いろいろな位置に下顎を動かした状態で調整しなければならないのです。特に前歯のかみ合わせの動きは、奥歯のかみあわせにも連動するため重要で、その調整は慎重にやらなければなりません。
しかし下顎を前にずらした状態、つまり前歯と前歯を先で当てるような状態でのかみ合わせの調整をしたくても、なかなかその位置にもっていけない方がたまにおられます。困るんですよね、コレ。
そんな時はこう言います。
「あいーーーん、ってやってください」
一瞬「?」となる場合がありますが、そんな場合は左手であのポーズをするとわかっていただけます。ふざけているのではなく、治療を円滑に進めるための重要なアイテムです。
歯医者の皆さんはちゃんとポーズをとって下さいね
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ヒトの歯のかみ合わせは、上下の顎が動くわけではなく、上顎は頭蓋骨の一部ですから動かずに、下顎が顎の関節を軸として上下左右に立体的に動くことによって成り立ちます。
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というわけで、かみ合わせというのはただ普通にかむだけではなく、いろいろな位置に下顎を動かした状態で調整しなければならないのです。特に前歯のかみ合わせの動きは、奥歯のかみあわせにも連動するため重要で、その調整は慎重にやらなければなりません。
しかし下顎を前にずらした状態、つまり前歯と前歯を先で当てるような状態でのかみ合わせの調整をしたくても、なかなかその位置にもっていけない方がたまにおられます。困るんですよね、コレ。
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