2010.10.09 Sat
ノーベル化学賞受賞の鈴木先生、産経新聞によりますと
-「日本の科学技術力は非常にレベルが高く、今後も維持していかねばならない」と強調した。昨年11月に政府の事業仕分けで注目された蓮舫行政刷新担当相の「2位じゃだめなんでしょうか」との発言については、「科学や技術を全く知らない人の言葉だ」とばっさり切り捨てた-
とおっしゃったそうです。
涙がちょちょぎれそうになる良いお言葉。。
「2位じゃだめなんでしょうか」
は、テレビでも繰り返し放映され、平成21年政界迷言・流行語大賞の第1位に選ばれたほどですから皆さんも記憶に新しいかと思います。
「2位じゃだめなんでしょうか」
私はだめだと思います。
相手の能力に敬意を払い、認め、そして切磋琢磨し、1等賞をめざす。
これ、当たり前のことですよね。
これ以上でもこれ以下でもない。
ある学校の運動会の徒競走で皆で手をつないでゴールインする場面をみて驚いたことがあります。
しかし皆で手をつないでゴールインする考えは、行き詰まったり崩壊を招くことは世界中の数々の歴史が証明しています。
ある知り合いの子供が通っていた小学校で、運動会のリレーの選手を選ぶ時に担任の先生が、くじ引きにしようと言い出したそうです。タイムの速い順ではなくてただの抽選です。
子供たちは一瞬「えっ?」となりましたが先生の言うことだし従うしかなく、結局くじで選手を選んだそうです。
くじですから足の速い子がそろうわけがありません。
クラスで一番足が速いと自他共に認める子が選からハズレ、先生のいないところで号泣していたそうです。
先生はそのことを知りません。
そして当日のリレーの結果はビリでした。。
そのクラスにしらけムードが漂っていたことも言うまでもありません。
リレーは選抜メンバーでやるわけですがクラスが一体となって応援する団体競技でもあるわけです。
できるだけ足の速い子を選んで1等賞を狙う。
選ばれた子はベストを尽くす。
選ばれなかった子は全力で応援する。
選ばれた子は応援に感謝する。
そして結果を分かち合う。
このプロセスが大事だと思います。
最初から2位で良ければ真剣に走りませんし応援しません。
プロ野球の王貞治氏。
世界最高本塁打数記録保持者です。
1等賞に辿り着くには運や才能もあるでしょうが素振りなど、人並みはずれた努力があったわけです。
王選手のようになりたい、と思って野球を始めた少年は多いと思います。
今年セリーグの覇者となった中日ドラゴンズの落合監督。
優勝できた理由は?
と訊かれると、
練習量でしょうね。
と答えてました。実際中日の選手達の練習量は他の球団のそれを圧倒していたようです。
1等賞をとりたい気持ちがあるからこそ、ハードな練習に耐えられます。
そして結果にあらわれます。
私は阪神ファンですが、この落合監督の「当たり前のことやってるだけじゃん」とでも聞こえるインタビューにしびれましたね。
「2位じゃだめなんでしょうか」
結果として2位になることは全然OKです。
でも最初から、
「2位じゃだめなんでしょうか」
は全然ダメです。
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-「日本の科学技術力は非常にレベルが高く、今後も維持していかねばならない」と強調した。昨年11月に政府の事業仕分けで注目された蓮舫行政刷新担当相の「2位じゃだめなんでしょうか」との発言については、「科学や技術を全く知らない人の言葉だ」とばっさり切り捨てた-
とおっしゃったそうです。
涙がちょちょぎれそうになる良いお言葉。。
「2位じゃだめなんでしょうか」
は、テレビでも繰り返し放映され、平成21年政界迷言・流行語大賞の第1位に選ばれたほどですから皆さんも記憶に新しいかと思います。
「2位じゃだめなんでしょうか」
私はだめだと思います。
相手の能力に敬意を払い、認め、そして切磋琢磨し、1等賞をめざす。
これ、当たり前のことですよね。
これ以上でもこれ以下でもない。
ある学校の運動会の徒競走で皆で手をつないでゴールインする場面をみて驚いたことがあります。
しかし皆で手をつないでゴールインする考えは、行き詰まったり崩壊を招くことは世界中の数々の歴史が証明しています。
ある知り合いの子供が通っていた小学校で、運動会のリレーの選手を選ぶ時に担任の先生が、くじ引きにしようと言い出したそうです。タイムの速い順ではなくてただの抽選です。
子供たちは一瞬「えっ?」となりましたが先生の言うことだし従うしかなく、結局くじで選手を選んだそうです。
くじですから足の速い子がそろうわけがありません。
クラスで一番足が速いと自他共に認める子が選からハズレ、先生のいないところで号泣していたそうです。
先生はそのことを知りません。
そして当日のリレーの結果はビリでした。。
そのクラスにしらけムードが漂っていたことも言うまでもありません。
リレーは選抜メンバーでやるわけですがクラスが一体となって応援する団体競技でもあるわけです。
できるだけ足の速い子を選んで1等賞を狙う。
選ばれた子はベストを尽くす。
選ばれなかった子は全力で応援する。
選ばれた子は応援に感謝する。
そして結果を分かち合う。
このプロセスが大事だと思います。
最初から2位で良ければ真剣に走りませんし応援しません。
プロ野球の王貞治氏。
世界最高本塁打数記録保持者です。
1等賞に辿り着くには運や才能もあるでしょうが素振りなど、人並みはずれた努力があったわけです。
王選手のようになりたい、と思って野球を始めた少年は多いと思います。
今年セリーグの覇者となった中日ドラゴンズの落合監督。
優勝できた理由は?
と訊かれると、
練習量でしょうね。
と答えてました。実際中日の選手達の練習量は他の球団のそれを圧倒していたようです。
1等賞をとりたい気持ちがあるからこそ、ハードな練習に耐えられます。
そして結果にあらわれます。
私は阪神ファンですが、この落合監督の「当たり前のことやってるだけじゃん」とでも聞こえるインタビューにしびれましたね。
「2位じゃだめなんでしょうか」
結果として2位になることは全然OKです。
でも最初から、
「2位じゃだめなんでしょうか」
は全然ダメです。




