2010.04.13 Tue
前回の記事で予告したとおり、日曜日にアオリイカのヤエン釣り行ってきました。
ヤエン釣りとは、生きたアジを針につけて泳がせて、それに食いついたアオリイカをヤエンという特殊な道具で引っかけて獲る、というユニークな釣り方です。
以前にも記事にさせていただいた、アオリイカをヤエン釣りの大ベテランM先生とそのご友人のK先生の3名での釣行となりました。場所は和歌山県の某所。船外機付きの船をレンタルして日の出とともに出船しポイントまで船を走らせます。といっても私は船舶免許を持っていないので乗せてもらっているだけですが・・・
しかし酔い止めを忘れたため後で大変なことになりました。
まあ何とかなるやろ、と思っていましたがそれが仇に。。
朝は天気は曇りで今にも雨が降りそうな感じで風がそこそこあり、波が結構うねっています。
この時期のアオリイカはそれほど深場にはいないのでせいぜい水深10メートルくらいの岸から近い所で釣るわけですが、それでも結構船が揺れます。
ポイントに着いてアジを投入。アオリイカのアタリを待ちます。
M先生にしばらくしてアタリが来てちびイカをゲット!さすがです。
私にもアタリらしきものはあるのですがヤエンを投入するまでにはいきません。
K先生にもアタリすら無いまま時間だけが経過していきます。
そしてついに私にアレが来てしまいました。
そう、船酔いです
船酔いなんて何年ぶり、いや何十年ぶりでしょうか?
汚い話ですが胃の中のモノすべて海中にお帰りいただきました。。
「どうする?いったん港に戻ろか?上がって休憩したら?」
「すみません、もう大丈夫です。」
港に戻ってしまうともう釣ることができないような気がするので意地になります。
「もう少し様子見させてください。ダメだったらよろしくお願いします」
胃が空になってもムカムカ感は消えず、そして無性に眠気が襲ってきます。
しかし眼を閉じると頭の中がグルグルまわって余計にめまいがします。。
そして無情にも船は振幅の短く激しいブランコのように揺れ続けます。
釣ったらなんとかなる、釣ったら。釣れることが薬になるはずや。
と言い聞かせながら竿先を凝視してアタリを待ちます。
この凝視がムカムカ感を誘発するわけですが(笑
そしてM先生がそこそこの型のアオリを追加しましたが再びアタリがピタリととまります。
「移動しよか?何処に行く?」
「あっちの方が良さそうやで!」このK先生の予感がピタリと的中しました。(このあたりで何とか写真を撮ることができました)

M先生がいきなりキロアップを2杯ゲットした後、

手取り足取りアシストしていただき、竿を立てろ!ラインを緩めるな、巻け!と指示の飛び交う中、ついに私が1.1キロのアオリを何とかゲット!しかし顔色が悪すぎ(笑

1.1キロはこの時期としては決して大きなサイズではありません。しかし執念の1パイです。。みるみるうちに色が変わり綺麗です。

ビールの缶と比較。下の小さい方はM先生がお土産に下さったもの。この時期は3キロクラスも上がるらしいです。去年K先生が獲った3キロのアオリは全長が1メートルを超えていたそうです。

出船が午前5時30分で帰港したのが午後3時30分ですから10時間もの間、船酔いと闘っていたわけで、ホンマに釣りバカというか何というか、これで釣れなかったら精神的なダメージはかなり大きかったわけですが、1パイでも釣れたのでメデタシメデタシです。自宅に帰ってからもしばらくブランコに乗り続けていましたが(笑
翌日早速アネロンを大人買いしたことは言うまでもありません。。
M先生、K先生ありがとうございました。また行きたいですね。
今度は1パイではなくて一杯釣れればいいなあ。。
使用タックル
ロッド シマノ IGハイスピード アペルト磯XT 1.5-525A
リール シマノ アオリスタBB 4000
ライン ナイロン2.5号
ヤエン カツイチ オカサンヤエンM
フック 管付きチヌ針+サルカン
応援クリックありがとうございます!!

ヤエン釣りとは、生きたアジを針につけて泳がせて、それに食いついたアオリイカをヤエンという特殊な道具で引っかけて獲る、というユニークな釣り方です。
以前にも記事にさせていただいた、アオリイカをヤエン釣りの大ベテランM先生とそのご友人のK先生の3名での釣行となりました。場所は和歌山県の某所。船外機付きの船をレンタルして日の出とともに出船しポイントまで船を走らせます。といっても私は船舶免許を持っていないので乗せてもらっているだけですが・・・
しかし酔い止めを忘れたため後で大変なことになりました。
まあ何とかなるやろ、と思っていましたがそれが仇に。。
朝は天気は曇りで今にも雨が降りそうな感じで風がそこそこあり、波が結構うねっています。
この時期のアオリイカはそれほど深場にはいないのでせいぜい水深10メートルくらいの岸から近い所で釣るわけですが、それでも結構船が揺れます。
ポイントに着いてアジを投入。アオリイカのアタリを待ちます。
M先生にしばらくしてアタリが来てちびイカをゲット!さすがです。
私にもアタリらしきものはあるのですがヤエンを投入するまでにはいきません。
K先生にもアタリすら無いまま時間だけが経過していきます。
そしてついに私にアレが来てしまいました。
そう、船酔いです

船酔いなんて何年ぶり、いや何十年ぶりでしょうか?
汚い話ですが胃の中のモノすべて海中にお帰りいただきました。。
「どうする?いったん港に戻ろか?上がって休憩したら?」
「すみません、もう大丈夫です。」
港に戻ってしまうともう釣ることができないような気がするので意地になります。
「もう少し様子見させてください。ダメだったらよろしくお願いします」
胃が空になってもムカムカ感は消えず、そして無性に眠気が襲ってきます。
しかし眼を閉じると頭の中がグルグルまわって余計にめまいがします。。
そして無情にも船は振幅の短く激しいブランコのように揺れ続けます。
釣ったらなんとかなる、釣ったら。釣れることが薬になるはずや。
と言い聞かせながら竿先を凝視してアタリを待ちます。
この凝視がムカムカ感を誘発するわけですが(笑
そしてM先生がそこそこの型のアオリを追加しましたが再びアタリがピタリととまります。
「移動しよか?何処に行く?」
「あっちの方が良さそうやで!」このK先生の予感がピタリと的中しました。(このあたりで何とか写真を撮ることができました)

M先生がいきなりキロアップを2杯ゲットした後、

手取り足取りアシストしていただき、竿を立てろ!ラインを緩めるな、巻け!と指示の飛び交う中、ついに私が1.1キロのアオリを何とかゲット!しかし顔色が悪すぎ(笑

1.1キロはこの時期としては決して大きなサイズではありません。しかし執念の1パイです。。みるみるうちに色が変わり綺麗です。

ビールの缶と比較。下の小さい方はM先生がお土産に下さったもの。この時期は3キロクラスも上がるらしいです。去年K先生が獲った3キロのアオリは全長が1メートルを超えていたそうです。

出船が午前5時30分で帰港したのが午後3時30分ですから10時間もの間、船酔いと闘っていたわけで、ホンマに釣りバカというか何というか、これで釣れなかったら精神的なダメージはかなり大きかったわけですが、1パイでも釣れたのでメデタシメデタシです。自宅に帰ってからもしばらくブランコに乗り続けていましたが(笑
翌日早速アネロンを大人買いしたことは言うまでもありません。。
M先生、K先生ありがとうございました。また行きたいですね。
今度は1パイではなくて一杯釣れればいいなあ。。
使用タックル
ロッド シマノ IGハイスピード アペルト磯XT 1.5-525A
リール シマノ アオリスタBB 4000
ライン ナイロン2.5号
ヤエン カツイチ オカサンヤエンM
フック 管付きチヌ針+サルカン
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