2009.06.15 Mon
昨日は久々に西国三十三札所巡りとして第二番紀三井寺、第三番粉河寺に行ってまいりました。今回は和歌山、紀三井寺編です。宝亀元年(770)、唐の僧為光(いこう)上人によって開かれ、和歌山城からほど近いところにあるため、歴代藩主が訪れ、紀州徳川家の繁栄を祈願した寺です。近畿に最も早く春を告げる早咲きの桜の名所。「日本桜名所100選」にも選ばれています。正式な寺名は紀三井山金剛宝寺護国院ですが、境内にある清浄水・楊柳水・吉祥水の3つの井戸があることから三井、滋賀県にある三井寺と区別するために紀三井寺として親しまれてきました。この朱塗りの楼門は1509年室町時代に建立されたもの。

入山料を払い、楼門をくぐると結縁坂と呼ばれる231段の急な石段が待ち構えます。段の幅が狭いので傾斜がキツイデス。地元の野球部の子らがトレーニングに来てました。結縁坂の云われは、その昔、紀の国屋文左衛門が若いころ母を背負い、この坂を登って、観音様にお参りしていました。ところがある日、その途中で草履の鼻緒が切れてしまいました。困っているところに玉津島神社の宮司の娘が通りかかり、鼻緒をすげ替えたのをきっかけに二人は結ばれました。ひとつの坂が縁となり、結ばれたことから、結縁坂と云われるようです。おーいおばちゃん、右側通行やで(笑

登りきって上から。

登りきった所に六角堂が。六角堂は西国33か所を巡礼するのに等しい功徳があると伝えられるようです。この後訪れた粉河寺にも六角堂がありました。以前記事にした京都の六角堂と何か関連があるのでしょうか?


本堂を望む。桜の季節はさぞかしキレイでしょうね。

御本尊の十一面観世音菩薩は50年に一度開扉の秘仏なので見られませんでした。

線香を立てる台座を支えている方がユニークなので思わずパチリ。仁王さんとかこういうオブジェ、面白いです。

汚い字ですが般若心経の写経を納めました。写経は心が落ち着きます。宗派の関係が無い般若心経であることがミソですね。

御朱印をいただきました。御朱印は写経を納経しなくてもいただけます。

これで西国三十三札所のうち11か所目。三分の一。まだまだあるけどじっくり、ゆっくり。
三十三札所巡りのスタイルは現在では人それぞれ。白装束に杖という古典的スタイルの人もいればバイクでツーリングしながら朱印だけもらう人もいるようです。それはそれで良いかと。三十三札所を巡って観音さんからパワーをもらい、満願することによって達成感を得る事は同じなのですから。。
次回はこの日訪れたもう一か所、第三番粉河寺をUPします。
紀三井寺ホームページ
http://www.kimiidera.com/
ランキングクリックであなたにも御利益が!(笑

登りきって上から。

登りきった所に六角堂が。六角堂は西国33か所を巡礼するのに等しい功徳があると伝えられるようです。この後訪れた粉河寺にも六角堂がありました。以前記事にした京都の六角堂と何か関連があるのでしょうか?


本堂を望む。桜の季節はさぞかしキレイでしょうね。

御本尊の十一面観世音菩薩は50年に一度開扉の秘仏なので見られませんでした。

線香を立てる台座を支えている方がユニークなので思わずパチリ。仁王さんとかこういうオブジェ、面白いです。

汚い字ですが般若心経の写経を納めました。写経は心が落ち着きます。宗派の関係が無い般若心経であることがミソですね。

御朱印をいただきました。御朱印は写経を納経しなくてもいただけます。

これで西国三十三札所のうち11か所目。三分の一。まだまだあるけどじっくり、ゆっくり。
三十三札所巡りのスタイルは現在では人それぞれ。白装束に杖という古典的スタイルの人もいればバイクでツーリングしながら朱印だけもらう人もいるようです。それはそれで良いかと。三十三札所を巡って観音さんからパワーをもらい、満願することによって達成感を得る事は同じなのですから。。
次回はこの日訪れたもう一か所、第三番粉河寺をUPします。
紀三井寺ホームページ
http://www.kimiidera.com/





