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大阪市東成区 森ノ宮・玉造の歯医者 須田歯科のブログ。臨床や臨床を離れた日常生活で見たこと・聞いたこと・感じたことなど・・

2008.03.08 Sat
金(ゴールド)が金属として優れていることは言うまでもありませんが、歯科でも虫歯治療の詰め物やかぶせもの(クラウン)、入れ歯の骨組みやバネの部分など、古くから使われています。金の精度、適合性、耐腐食性、ほどよい軟らかさ、天然歯に近い硬さなどにより、見た目(審美性)や費用を除けば奥歯のやかぶせもの(クラウン)には最も適した素材と言えます。

一昔前は奥歯だけでなく、前歯の詰め物やかぶせものに使用されていたこともあったようですが、最近ではより審美的な治療の要求が強くなっているため、ゴールドの詰め物やかぶせものの頻度は奥歯でも少しずつ減っているように思います。

しかし昔にゴールドによって詰め物やかぶせものの治療を受けた方はその良さを体感しているため、次に詰め物やかぶせものの治療をする時に、再びゴールドをチョイスされる傾向にあります。

このケースはそのようなケースで、ゴールドのクラウンのふちから虫歯ができたため、20年ぶりにやりかえたケース。20年前は私の治療ではありません。

20年という期間が長いのか短いのか。口の中は唾液があり絶えず濡れており、歯には毎日自分の体重くらいの負荷がかかり、生理的に歯ぐきや骨がやせていきます。クラウンにとっては過酷な環境ともいえます。単純に比較することはできないかもしれませんが、身の回りの電化製品や車などで毎日のように使用し、相当の負荷がかかるものの耐用年数を考えると、このクラウンの働き続けた20年間というのは決して短くないはずです。

例によって仮どめをしています。仮どめをしてかみ合わせなど色々様子をみてもらって納得してもらってから本どめします。仮どめからはずしたところ。
gold1s.jpg

装着したところ。自画自賛とも言いますがキレイですね。奥のゴールドのクラウンもやりかえる予定です。クリックで拡大します。
gold2.jpg


20年以上働き続けますように・・


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