2008.12.30 Tue
人生40年も過ぎるといろいろな事がおきます。自分自身にも自分の周りにも。また、診療所が開業以来一番忙しい一年だったので、けじめをつけたい気持ちもあり、あまり信心深くない私ですが、ある方に西国三十三観音札所巡りを教えてもらい、面白そうなのでやってみることにしました。決して変な宗教にはまり込んだとかではありません。
西国霊場の33観音を巡礼し、写経を寺ごとに納め、その証として御朱印を受けるわけですが、その歴史は古く、奈良時代に遡ると言われています。西は姫路、北は日本海若狭湾、南は紀州熊野、東は岐阜県に至るまでエリアは広大で、巡礼そのものだけでなく、周辺の観光やお土産なども楽しみです。言ってみれば大人の遠足ですね。
三十三観音札所以外にも、番外として、高野山、比叡山延暦寺、長野善光寺などがあり、楽しみであります。さらに巡礼とは関係ありませんが、なかなか行くことのできないでいる山形県米沢の菩提寺、先祖と縁のある長野県須坂の須田城址、開基である福島県伊達市梁川の興国寺などもいずれ訪れたいと思っています。
さて、三十三観音札所は巡礼する順序は問われないようなので、今日、近場の中山寺と勝尾寺に行ってきました。どちらも北摂では有名な寺で、幼少の頃から訪れている所ですが、巡礼として訪れると新鮮です。
スタートとなった第二十四番札所、中山寺。聖徳太子が開基。安産祈願の腹帯をもらう所で有名ですね。皇室御懐妊の折には必ず御腹帯を献上しているようです。阪急中山寺駅の改札を出てすぐのところにあります。駐車場は周辺にいくつかありました。

三門をくぐるとまずは両側に七福神を祀ってあります。

非常に明るい空気の漂う境内。エスカレーターもあって楽です。

本尊を拝んだあと、納経所に行き、般若心経を写経したものを預けます。(写真は見本の写経)

はじめての巡礼地なので納経帳を購入。スタンプ帳ではありませんw

御朱印(右頁)をいただきます。御朱印は三つの印で構成されていて、右上に札所番付の札所印、中央に札所本尊の梵字を刻んだ本尊印、そして左下には札所名の寺院印が押され、本尊名などが墨書きされます。この御朱印は札所本尊の分身とされています。

山門の仁王様の周りに「わらじ」が奉納してあります。仁王様は健脚の神・健康を祈る神とされており、白い布に足の病気治癒などのお願い事を書いた「わらじ」が沢山奉納されています。私も「わらじ」を奉納してきました。3000円也。

次に第二十三番札所、勝尾寺へ。「勝つ」寺として、現在では試験、選挙、スポーツ、芸事、商売などあらゆる勝負の成功を祈る人たちが参列し、勝ちダルマを授かりに訪れるようです。山奥なので車かバスで行くことになりますが、後述する箕面の滝から(約3.5キロ)歩いて来られる健脚な方もおられるようです。大きな地下駐車場があります。

立派な三門です。恐山に似た霊気を感じました(ホンマかいなw

三門からこの本堂まではちょっと階段を登ります。

勝尾寺、「勝」ということでダルマが奉納してあったりします。時節柄ちょっと数が寂しい?

ここでも写経を預け、納経帳に御朱印をいただきます。

勝尾寺は非常にひっそりとした印象を受けました。鐘を自由に撞けるのはポイント高いですね。
子供の受験のお守りにダルマを思わず購入。700万円。高っ!

帰りに箕面の滝に寄りました。小学校の遠足で来た時に猿におやつを取られて泣いたことが・・・

売店のおでんをぱくつきながら滝を眺めます。

帰り道の車道に猿の群れが・・・車を近くに停め過ぎると屋根に乗ってきますので注意。野生の猿を見るのは小豆島の寒霞渓か安芸の宮島以来かな?

そして全国でも箕面だけのもの、と言えばこの「もみじの天ぷら」。駅の近くでは屋台で揚げてますが、こんなおみやげ用もあり、全国発送もしてるようです。

テンプーラというより昔、家でおやつに揚げてもらったドーナッツみたいな素朴な味。

巡礼は始まったばかり。邪気を振り払い、観音様にパワーをもらいに行きます。
1年くらいかけて33ヵ所をまわれれば良いと思っています。
これはシリーズとして順次UPしようと思います。生暖かく見守って下さい。
参考リンク:西国三十三所巡礼の旅 http://www.saikoku33.gr.jp
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西国霊場の33観音を巡礼し、写経を寺ごとに納め、その証として御朱印を受けるわけですが、その歴史は古く、奈良時代に遡ると言われています。西は姫路、北は日本海若狭湾、南は紀州熊野、東は岐阜県に至るまでエリアは広大で、巡礼そのものだけでなく、周辺の観光やお土産なども楽しみです。言ってみれば大人の遠足ですね。
三十三観音札所以外にも、番外として、高野山、比叡山延暦寺、長野善光寺などがあり、楽しみであります。さらに巡礼とは関係ありませんが、なかなか行くことのできないでいる山形県米沢の菩提寺、先祖と縁のある長野県須坂の須田城址、開基である福島県伊達市梁川の興国寺などもいずれ訪れたいと思っています。
さて、三十三観音札所は巡礼する順序は問われないようなので、今日、近場の中山寺と勝尾寺に行ってきました。どちらも北摂では有名な寺で、幼少の頃から訪れている所ですが、巡礼として訪れると新鮮です。
スタートとなった第二十四番札所、中山寺。聖徳太子が開基。安産祈願の腹帯をもらう所で有名ですね。皇室御懐妊の折には必ず御腹帯を献上しているようです。阪急中山寺駅の改札を出てすぐのところにあります。駐車場は周辺にいくつかありました。

三門をくぐるとまずは両側に七福神を祀ってあります。

非常に明るい空気の漂う境内。エスカレーターもあって楽です。

本尊を拝んだあと、納経所に行き、般若心経を写経したものを預けます。(写真は見本の写経)

はじめての巡礼地なので納経帳を購入。スタンプ帳ではありませんw

御朱印(右頁)をいただきます。御朱印は三つの印で構成されていて、右上に札所番付の札所印、中央に札所本尊の梵字を刻んだ本尊印、そして左下には札所名の寺院印が押され、本尊名などが墨書きされます。この御朱印は札所本尊の分身とされています。

山門の仁王様の周りに「わらじ」が奉納してあります。仁王様は健脚の神・健康を祈る神とされており、白い布に足の病気治癒などのお願い事を書いた「わらじ」が沢山奉納されています。私も「わらじ」を奉納してきました。3000円也。

次に第二十三番札所、勝尾寺へ。「勝つ」寺として、現在では試験、選挙、スポーツ、芸事、商売などあらゆる勝負の成功を祈る人たちが参列し、勝ちダルマを授かりに訪れるようです。山奥なので車かバスで行くことになりますが、後述する箕面の滝から(約3.5キロ)歩いて来られる健脚な方もおられるようです。大きな地下駐車場があります。

立派な三門です。恐山に似た霊気を感じました(ホンマかいなw

三門からこの本堂まではちょっと階段を登ります。

勝尾寺、「勝」ということでダルマが奉納してあったりします。時節柄ちょっと数が寂しい?

ここでも写経を預け、納経帳に御朱印をいただきます。

勝尾寺は非常にひっそりとした印象を受けました。鐘を自由に撞けるのはポイント高いですね。
子供の受験のお守りにダルマを思わず購入。700万円。高っ!

帰りに箕面の滝に寄りました。小学校の遠足で来た時に猿におやつを取られて泣いたことが・・・

売店のおでんをぱくつきながら滝を眺めます。

帰り道の車道に猿の群れが・・・車を近くに停め過ぎると屋根に乗ってきますので注意。野生の猿を見るのは小豆島の寒霞渓か安芸の宮島以来かな?

そして全国でも箕面だけのもの、と言えばこの「もみじの天ぷら」。駅の近くでは屋台で揚げてますが、こんなおみやげ用もあり、全国発送もしてるようです。

テンプーラというより昔、家でおやつに揚げてもらったドーナッツみたいな素朴な味。

巡礼は始まったばかり。邪気を振り払い、観音様にパワーをもらいに行きます。
1年くらいかけて33ヵ所をまわれれば良いと思っています。
これはシリーズとして順次UPしようと思います。生暖かく見守って下さい。
参考リンク:西国三十三所巡礼の旅 http://www.saikoku33.gr.jp
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