2008.11.18 Tue
歯科では詰め物やセメント類、歯型(印象)をとるための印象材、印象に流し込む石膏など、水と粉、液体と粉、あるいはペーストとペースト、のように2種類の材料を混ぜ合わせる(練る)ことによって最終的な物になる材料が多いです。
混ぜ合わせる分量は粉液比(ふんえきひ)や混水比(こんすいひ)などといって決まっており、分量を守ることによってそれぞれの材料が最高の性能を発揮するようになっています。料理のレシピと同じようなものです。
しかし混ぜ合わせる材料のうち粉成分は、匙(さじ)というかスプーン状のものですくい取るものが多く、厳密にはすくい方やすくう力によって量が微妙に変わることがあります。したがって同じように練ったとしても、練り上がってきた物の硬さが微妙に違う場合があります。また、室温や水温、湿度などに影響を受ける場合があります。
練り手さんが熟練していれば、練っている途中で練り上がりが予想できるので、途中で粉や液を微調整して、練り上がりにばらつきが無いようにできます。料理人さんが味見をしながら塩などを足したりするのに似ています。文字通り匙加減です。
さて、この匙加減。人生にも当てはまるかもしれません。
知らず知らずのうちにいろいろな場面で匙加減を調整しているのかも。
匙を投げる、ことのないようにしたいものです。
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混ぜ合わせる分量は粉液比(ふんえきひ)や混水比(こんすいひ)などといって決まっており、分量を守ることによってそれぞれの材料が最高の性能を発揮するようになっています。料理のレシピと同じようなものです。
しかし混ぜ合わせる材料のうち粉成分は、匙(さじ)というかスプーン状のものですくい取るものが多く、厳密にはすくい方やすくう力によって量が微妙に変わることがあります。したがって同じように練ったとしても、練り上がってきた物の硬さが微妙に違う場合があります。また、室温や水温、湿度などに影響を受ける場合があります。
練り手さんが熟練していれば、練っている途中で練り上がりが予想できるので、途中で粉や液を微調整して、練り上がりにばらつきが無いようにできます。料理人さんが味見をしながら塩などを足したりするのに似ています。文字通り匙加減です。
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