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大阪市東成区 森ノ宮・玉造の歯医者 須田歯科のブログ。臨床や臨床を離れた日常生活で見たこと・聞いたこと・感じたことなど・・

2008.02.26 Tue
1月の診療より-下の前歯のインプラントの続編です。
昨年の12月に埋入したインプラントに予定通り仮歯(下の前歯4本)を取り付け、入れ歯を改変し、バネをとりつけ、入れ歯が仮歯に引っかかるようにしました。
implant5.jpg

少し開けたところ。仮歯をインプラントにかぶせています。前回見えていたインプラントが見えません。
implant6.jpg

今後の予定としては左下に1本、右下に2本インプラントを埋入し、左右の奥歯はノンクラスプデンチャーになる予定。インプラントの埋入は来月末か4月初め頃の予定。

また治療が進めば続編をUPしようと思います。

当院のインプラント治療解説ページは→こちらです


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2008.02.19 Tue
メタルボンドというカブセモノがあります。金属のフレームの上にセラミックを焼き付けたものです。俗に言う「セトモノの歯」、とはメタルボンドのことを指します。身近な例では七宝焼き琺瑯(ほうろう)と製法が似ています。

さて、天然の歯の構造を断面で見ると、中央に歯髄(毛細血管や神経)、その周りを象牙質、さらに一番外側をエナメル質というように、それぞれ色や光の透過性の異なる部分が層状になっています。したがって歯の色はノッペリした「白色」ではなく、それぞれの構造の出す色や光の透過、屈折、反射などにより、「白っぽく見える色」として発色しています。

健康保険の「前装冠」が金属のフレームの上に白いノッペリした「硬質レジン」のペーストを盛りつけて光をあてて固めて作るのに対し、メタルボンドでは天然の歯の象牙質やエナメル質に相当するセラミックを何層かに分けて盛りつけて焼き上げるため、天然の歯に近い色調の再現が可能です。ただし、中に金属のフレームが入っているので、光の透過性に関しては金属の入っていないオールセラミックに一歩譲ります。

20代女性。矢印の2本がメタルボンド。「前装冠」だとここまでの色は出ません。
mb3.jpg

数週間の仮ドメからはずした状態。白く見えるのは仮ドメ用のセメント。ほとんど溶けていないのがわかります。溶けていないということはメタルボンドの適合が良く、縁から唾液等が浸入していないということです。
mb4.jpg


次は60代女性。上の前歯6本のメタルボンド・ブリッジです。約15年前に別の医院で入れてもらったとのこと。真ん中の2本の歯が欠損しており、糸切り歯から糸切り歯までブリッジになっています。矢印の所に虫歯ができているのと先っぽが貝殻のように欠けてきています。ブリッジですので丸ごとやりかえます。歯ぐきの青い部分は、このブリッジを入れるときにできた物と思われます。入れ墨のような物です。ご本人が気にしておられないので触りません。
mb0.jpg

とりあえず仮歯に置き換えます。とりあえずといっても仮歯は新しく歯を作っていく上で色々な情報を提供してくれます。ですから気は抜けません。仮歯を装着したところ。
mb2.jpg

納品時。技工士が持ってきてケースから出したところをパチリ。クリックで拡大します。
mb5.jpg

口腔内にset。もともと入っていた歯のようにとにかく白い歯を、ということで周囲の歯より白めの色になっています。最近は周囲の歯の色より白めを希望される方が多い傾向にありますね。様子を見ていただくため、本日は仮どめです。
mb9.jpg

数日間仮どめして咬み合わせや形、色など納得されたら本どめします。

当院のメタルボンドなど審美歯科解説ページは→こちら


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2008.02.16 Sat
入れ歯は大きく分けて総入れ歯と部分入れ歯に分かれます。前者は自分の歯が一本も残っていないケースで、後者は一本以上残っているケースです。部分入れ歯は通常の健康保険のやり方ですと残った歯に金属のバネをかけて入れ歯がはずれないようにします。下の写真では下顎に三本の歯が残っていてそれぞれにバネがかかる形で部分入れ歯が入っています。上顎は総入れ歯です。70代後半男性。
dent0.jpg

少し開けたところ。
dent1.jpg

バネが金属製のため目立ちますよね。これをノンクラスプデンチャー(バネのない入れ歯)にすると下の画像のようになります。
dent4.jpg
少し開けたところ。
dent5.jpg
本日装着直後の画像。入れ歯に関しては、すごく自然で審美的な感じになりました。
はずして並べて比較したところ。右がノンクラスプデンチャー(バネのない入れ歯)。
dent6.jpg

同じように見えますがノンクラスプデンチャーのピンク色の台の部分は薄く、表面が非常に滑らかなため、装着感に優れます。素材はもちろんメイド・イン・ジャパンです。

次は本日6か月の定期検診に来られた患者様。昨年の8月に上顎に1つ、下顎に2つ、ノンクラスプデンチャー(バネのない入れ歯)を同時に装着されました。60代前半男性。
dent7.jpg
オカキもバリバリ、焼肉の「ミノ」も普通に食べられるし、餅を食べても入れ歯がくっついてはずれる事は無いそうです。非常に快活な印象を受けます。この方、左上以外は奥歯が無いんです、念のため・・・
dent8.jpg

あと、大事な事。バネをかける従来の入れ歯ですとバネをかける歯にどうしても負担がかかり、時間の経過とともに歯がグラグラしてくることがあります。ノンクラスプデンチャーですと歯と歯ぐきを包み込むように優しく覆いますので、グラグラしにくくなります。上のケースでも検診時に歯の動揺を検査しましたが全く問題ありませんでした。

泣く子も黙るノンクラスプデンチャーは当院にご用命ください。


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2008.02.13 Wed
月曜日、天気が良かったので飼い犬のルークをドッグランに連れて行きました。
ルークは昨年の10月に生まれたミニチュアダックスのオスでブラックソリッドという毛色です。
まだまだチビちゃんですが歯も生え換わりつつあり、日増しに成長しているのがわかります。
ルーク

「海とのふれあい広場」というところの一角にドッグランがあります。新日鐵の遊休地で何もないけど広々としていてゆったりできます。タコあげなんかもできます。「海とのふれあい広場」の手前にある「堺浜シーサイドステージ」はボーリング、映画館、ホームセンターなどが集まっていてよく利用します。去年温泉もできましたね。事情通によると巨大なカジノを作る計画もあったとか。LRT(次世代路面電車)の建設運行とシャープ新工場の誘致も決まったのでまだまだ開けていくでしょう。煙突の左にうっすら見える建物は南港のWTC。

dog2.jpg

先日雪が降り積もった時のルーク。親バカモードですw
dog3.jpg


で、肝心のドッグランの写真・・・撮り忘れてる・・・


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2008.02.04 Mon
水餃子(スイギョウザ)が食べたくなったので久々に作ってみることにした。水餃子は学生の時から作っているわけで基本的には約20年間不変のレシピ。時々モチモチしたあの食感を思い出して食いたくなる。今回は例の騒動のせいもある。というわけで日曜日に作ってみた。

~材料~
皮 :薄力粉:強力粉=1カップ:1カップ、水、塩少々。
具 :白菜、ニラ、白ネギ、豚ミンチ、塩、オイスターソース、ごま油、顆粒鶏がらスープ、粗挽きではないコショウ、おろしニンニク、おろしショウガ、片栗粉(←ここまで必須)、その他お好みで錬金術よろしくいろいろ。(細かくきざんだザーサイとか味覇(ウェイパー)とかトウチとかタケノコとかシイタケとか・・・)

薄力粉と強力粉、塩をまずボールに入れて混ぜ、そこに水を少しずつ足して混ぜていく。適当にやってもグルテンはできてくるので大丈夫。ただし水は一度に多く入れすぎなように注意。耳たぶ位の固さになるように。まとまってきたら折りたたむようにしてこねる。打ち粉をしてまな板などの上でこねあげてもよい。子供にやらせるのもよい。
gyouza1.jpg

こね終わったらラップにくるんで30分ほど冷蔵庫で寝かす。その間に具を作る。
具は上にも書いたように錬金術。好みで好きな物を入れましょう。白菜はフードプロセッサーでやると楽。わずか数秒でミジン切り完成。東芝のプロセッサーやけどエエ仕事します。ニラはプロセッサーでは難しいので包丁で刻みましょう。具が全員集合したら後は徹底的に練ります。イイ香りがしてきてお腹が鳴ります。↓練る前。肉の下に白菜とかネギとか。具はちょっと多すぎて余りました。
gyouza2.jpg

冷蔵庫で寝かしていた皮を取り出し、棒状に形を整え、包丁でホタテ貝の貝柱状に切っていきます。それを麺棒でギョウザの皮状に伸ばします。皮はゆでる時に膨張するのでできるだけ薄く、がポイントです。(肝心なところで画像撮り忘れてますw)
gyouza3.jpg

あとはその皮に具をくるんでいきます。皮がフレッシュで柔らかいので包みやすいですね。
包み終わったギョウザは打ち粉をして並べておかないとひっつきますので要注意です。
gyouza4.jpg


さあここまで来たらあとはゆでて食べるだけです。一度にゆでてしまわないで鍋のように少しずつゆでながらアツアツをいただきます。私は醤油と酢を混ぜただけの酢醤油でシンプルに食べるのが好きです。まあこのへんも好み。ゆでる時に薄くコンソメとか中華スープにしてもいいです。味覇(ウェイパー)のスープいいかも。
gyouza5.jpg


ギョウザのアップの写真がない・・・・

食べ始めたら写真を撮るのを忘れるのは釣りの時も同じw


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2008.02.02 Sat
この症例は昨年12月末にインプラントを埋入し、約1ヶ月経過した症例です。70代前半女性。部分入れ歯を入れておられますがご希望によりインプラントにすることになりました。下の前歯の骨のてっぺんの幅が3~4㍉と非常に薄いため、事前のカウンセリングでは、骨造成が必要になるかもしれないこと、1ピースタイプではなく2ピースタイプのインプラントになるかもしれないこと、総じて難症例であること、などをインフォームド・コンセントしました。難症例につき助っ人ドクターに来ていただき、ドクター2人体制でオペを行いました。

↓こんな感じで普段は部分入れ歯を入れておられます。左下奥歯にバネがかかっています。
implant2.jpg

↓埋入して約5週経過。今回は4本埋入する予定でしたがスペースが足りないため断念し、3本になりました。骨造成は行わずにすみました。歯ぐきは落ち着いてきています。しかし生体親和性の良いチタンだけにプラークもつきやすく油断すると歯石に変わります。これからクリーニングします。
implant1.jpg

1ピースタイプと2ピースタイプなら1ピースタイプの方がつなぎ目がなく中空構造になっていないので耐久性に勝ります。また、上にかぶせ物を作るときに術式や機材が普通の歯にかぶせ物を作るときと同じなのでいろいろな面で患者様、術者双方の負担が減ります。

↓インプラントが落ち着くまでの期間はこのように入れ歯をくりぬいてインプラントに直接かみあわせの力がかからないようにします。
implant3.jpg

↓パノラマレントゲン画像です。術後経過は良好です。
implant4.jpg


右下の奥歯の部分に関しては骨の高さがなく、神経や動脈に近く難しいケースです。部分入れ歯も視野に入れて慎重に治療を進めなければなりません。

このケースは治療の経過に合わせてUPしていきたいと思います。

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